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てぃーだブログ › ガイア倶楽部通信 › 旅のこと › ロンドン塔のビーフィーター

2012年09月24日

ロンドン塔のビーフィーター

2002 ヨーロッパへ行ってみた その10

門塔の石積みから顔をのぞかせている落とし格子を見上げながら門を抜け構内に入っていくと、何人かの古風な衣装をまとったご老人がおられました。黒地に赤いラインと王冠、アルファベットがあしらわれた、いかにも中世っぽくて素敵な制服。「おおっ、ビーフィーターだあ」。思わず顔がほころびました。

ロンドン塔のビーフィーター
ビーフィーターのおじい (public domain)


ビーフィーター(Beefeater) とは、15世紀に設立されたロンドン塔の伝統ある衛兵隊、ヨーマン・ウォーダーズ (The Yeomen Warders) のこと。かつて給料の一部を牛肉で支給されていたことからBeef eater と呼ばれるようになったという説もあるそうですが、本当のところはどうだったのかわからないほど、古くから続いています。

現在では退役軍人の名誉職になっていて、実際の衛兵任務は行わず、塔内のガイドをしているとのことで、確かに私が見たのは見学者に何か説明しているおじいちゃんばかりだったなあ。

ちなみにビーフィーターの正式名称であるヨーマン・ウォーダーズ(ヨーマン衛兵隊)の『ヨーマン』とは、高校の世界史で学んだ英国の独立自営農民のヨーマンなんですね。もともとは国王の臣下ではなく国王の呼びかけに応じて馳せ参じた富裕な農民層からなる衛兵だったということです。

さて、そのビーフィーターのおじーたちの服装について、ある“重大な”疑問が湧き上がったのです。(続く)


ロンドン塔のビーフィーター



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Posted by ぎんばいか at 21:55 │旅のこと