ガイア倶楽部通信

2002 ヨーロッパへ行ってみた－その1

ロンドン･オリンピックが幕を閉じようとしています。プレッシャーと戦い、肉体の限界に挑むアスリートたちの姿は、すばらしいものでしたね。ただし個人的には、競技だけでなくロンドン市街の映像にも強く惹きつけられてしまいました。それは何故かというと、ロンドンが自分にとって初めての海外体験だったからです。

幼い頃から「外国に行ってみたい」という強い憧憬の念を持ちながら、健康状態と金欠のため、それまで一度も海外へ行ったことがありませんでした。そんななか、持病の寛解期が続き、ガイア倶楽部がなんとか軌道に乗った2002年、ついに決心して、ネットで JALのPEX航空券を購入したのでした。往路は 関空⇒ロンドン、復路は ローマ⇒成田 のオープンジョーです。3週間ちょっとで英国からフランス、スイスを経てイタリアを回ろうと考えました。

なぜヨーロッパかというと、ガイア倶楽部で主に扱う紅茶やコーヒー、ハーブとこれらの国々は深く結びついているからです。イギリスで紅茶がどのように売られ、どのように飲まれているのか？ フランスのカフェやイタリアのバールでは、どんなコーヒーが出されるのか？ etc. 実際に見たかったのです。味わいたかったのです。その空気の中で。

とは言え私はフランス語やイタリア語はもちろん英会話は全くのお手上げ、体力的にもどうなることかという状態です。ひとりで3週間生きていけるのか・・・。無謀というほかなかったのですが、とにかくどうしてもどうしても行きたくて強行することにしました。

これからブログのネタとして、この旅でのできごとや感じたことを少しずつ綴ってみようと思います。





2002 ヨーロッパへ行ってみた　その2