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てぃーだブログ › ガイア倶楽部通信 › コーヒーのこと › レギュラーソリュブルコーヒー

2013年09月09日

レギュラーソリュブルコーヒー

日本のインスタントコーヒーで最大のシェアを占めているのは Nestle(ネスレ)のネスカフェで、60%を超えているようです。

余談ですが、ネスレ(昔はネッスルと発音していましたね)のブランドはネスカフェだけではありません。身近なものではキットカットやミロなどもそうですし、ネスレは世界中でさまざまな食品を扱っている巨大多国籍企業です。

そのネスレが、自社のインスタントコーヒーの製法を一新し、今月から「レギュラーソリュブルコーヒー」としてリニューアルするとのことなのです。

新しい製法とは挽き豆包み製法といって、ネスレのホームページでは「とても細かく砕いた挽き豆を抽出液の中に混ぜ合わせ、コーヒーパウダーの中に包み込むという製法」と説明しています。

詳しいことは明かしていないようなのですが、要するにインスタントコーヒーの粒の中に、コーヒー豆の微粒子が入ってるということのようです。

ネスレによると、新製法により香りや味の深みが増したとし、ネスレ日本の社長さんは
「もはやインスタントコーヒーではない」(ドヤッ
と豪語している模様。(ネタではないです。ソースは右日経新聞


レギュラーソリュブルコーヒー
インスタントコーヒーからレギュラーソリュブルコーヒーへ(Nestle)



この「レギュラーソリュブルコーヒー」という名称からも、
すっごい力が入っていることがわかります。

ソリュブル(soluble) とは溶けるという意味です。

一般のインスタントコーヒーはもちろんこのネスレが売り出すコーヒー豆の粒子入りコーヒーも、溶かして飲むコーヒーですからソリュブルコーヒーです。

ところがネスレはソリュブルコーヒーとせずに、「レギュラーソリュブルコーヒー」と銘打ってきました。

コーヒー業界の一部に『レギュラーソリュブルコーヒー』という呼称はドリップで入れるレギュラーコーヒーと誤認されるとして反発する声があるようです。それにもかかわらず、全日本コーヒー公正取引協議会の内規にある『インスタントコーヒー(レギュラーコーヒー入り)』という名称を用いず、あくまで「レギュラーソリュブルコーヒー」にこだわったところに、「俺っちの新しいネスカフェはこれまでのインスタントコーヒーとはちゃうんやで!」という意気込みが表れていると思うのです。

ここまでリキの入った新しい製法による「ゴールドブレンド」や「エクセラ」はどれくらいおいしくなったのでしょうか?

試してみるのが楽しみです。
 (違いが分かる男でなかったらどうしよう・・・ちょっと不安)



レギュラーソリュブルコーヒー



この記事の前編:
インスタントコーヒー VS. レギュラーコーヒー


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Posted by ぎんばいか at 21:59 │コーヒーのこと