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てぃーだブログ › ガイア倶楽部通信 › コーヒーのこと › サンドライド シダモの謎 5

2013年01月14日

サンドライド シダモの謎 5

※ 連載記事の5回目となりますので、前の記事を読まれていない方は
1回目 から読んでいただきますとわかりやすいかと思います。


さて、『サンドライド エチオピア シダモ®』の商品紹介ページを読んで湧き上がった “?” と、そこから膨らんだ妄想について書いてきました。

発端はモカの価格帯を確認しておこうとネットをぼんやりと見ていて、スタバのページで目に飛び込んだ「¥2,400 (226g) 」というビックリ価格でしたが、それにしても好奇心をそそられますね。

この一連の記事を読んで、すばらしいエチオピアのコーヒーについて、またコーヒーの精製法について興味を持っていただけると嬉しいです。
サンドライド シダモの謎 5
たかがコーヒー、されどコーヒー


ビーンス・ショップで『モカ』を見かけたとき、店員さんに「どこのモカですか?」と尋ねることがあります。どんな答えが返ってくるかで、その店のこだわりが見えてきます。「わからない」という店が少なくありませんでした。

地区や農園どころか、イエメンかエチオピアかさえわからないという “コーヒー屋” さんがあるなかで、スターバックスがあれほどのガリバーでありながら “モカ” のなまえにあぐらをかかず、“エチオピア・シダモ” で押してきたことは驚嘆すべきことだと思っています。私はスタバのそういうところが大好きです。

さらに現場のスタッフさんたちも優秀で、質の高い接客はさすがです。個人的なことになりますが、スタバで働く知人は本当にまじめで感じの良い信頼できる人たちです。

しかしながら、何であれ盲目的に信じ込むなら、養分を吸い取られる肥やしにされかねないのも事実です。今回の稿を書く前に、米スターバックスの、このページを見てしまい、またしても「マジですか?」とつぶやいてしまいました。

右http://www.starbucksstore.com/starbucks-reserve-sun-dried-ethopia-sidamo/011024650,default,pd.html


サンドライド シダモの謎 5
starbucksstore.com のページ


サンドライド シダモの謎 5
上下の画像ともにモニタ画面をデジカメで撮影したもの


日本で販売されている
『サンドライド エチオピア シダモ®』 2,400円 (226g) が、
米国では 15 ドル(8oz=226g)で販売されているのです。

15 ドルというと、円安の進んだ最近のレートでさえ、およそ1300 円です。アメリカより焙煎が古いと思われる商品が、アメリカの倍近い価格なのです。米国の消費者は法外な価格だと見向きもしないので、現実的な範囲内で最も高めの価格を設定したのでしょうか?

正直なところ複雑な心境です。

私たちガイア倶楽部は、足が地についたコーヒー文化の普及のため、もっともっと学習し情報を発信していかなければと感じました。

「日本のコーヒー愛好者はバカにできないぞ」と言われるように。



サンドライド シダモの謎 5


サンドライド シダモの謎 1



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Posted by ぎんばいか at 21:01 │コーヒーのこと